Episode-006:この金を“国民の財源”に変える現実的ルート[特別会計の概要]
「この金」を“国民の財源”に変える現実的ルート
結論:正面突破は不可。
唯一の現実解は「触らずに、間接・限定・自動」で回すこと。(92/100)
ここで言う「この金」は主に外為特会。以下は市場・外交・信用を壊さずに国民へ還元する実務ルートです。
まず前提(超重要)
- 外為特会は現金の山ではない(外貨準備=国家保険)
- 恒久減税の原資には使えない
- 使えるのは
👉 “発生した利益の一部”
👉 “危機時・一時・ルール限定”
ルート①【王道・唯一安定】
含み益・運用益の「自動繰入ルール化」
やること
- 為替差益・利子収入のうち
- 上限%
- 年1回
- 景気・物価連動
で一般会計に自動繰入
使い道
- 低所得層向けの一時給付
- 医療・子育ての限定補助
なぜ現実的?
- 市場に「恣意性」を見せない
- 政治判断を排除(自動)
- すでに部分的前例あり
👉 最短で実装可能
ルート②【減税に近い】
社会保険料の「一時肩代わり」
やること
- 外為特会の運用益 → 一般会計
- 一般会計 → 社会保険料の国庫負担を一時増額
効果
- 手取り増(実質減税)
- 将来不安を煽らない
ポイント
- 税率を下げない=市場が騒がない
- 50代以降に効く(医療・年金)
ルート③【危機限定】
物価・災害トリガー型の「自動放出」
やること
- CPI(物価)や災害規模が閾値超え
→ 外為特会益の一部を即給付
利点
- 平時は触らない
- 危機時だけ作動
- ポピュリズムを遮断
使い道
- 電気・ガス・食料のポイント/補助
ルート④【間接・高度】
国債費の圧縮に回し「余力」を作る
やること
- 外為特会益 → 国債償還・利払いの一部に充当
- 一般会計の固定費を下げる
結果
- その分、減税や社会保障に回せる余地が生まれる
評価
- 地味だが最も金融に優しい
逆に「やってはいけない」こと
- ❌ 外貨準備の直接取り崩し
- ❌ 恒久減税の原資化
- ❌ 選挙前の裁量放出
→ 円・国債・外交が同時に不安定化
実行に必要な3条件(政治)
- 自動ルール化(政治が触らない)
- 上限設定(%・金額)
- 用途限定(恒久化しない)
これが揃えば
👉 財務省も市場も拒否しにくい
一言でまとめると
外為特会は“削る金”ではない。
“利益が出た時だけ、静かに国民へ返す金”に変える。
次に進むなら核心はここ👇
- それでも「恒久減税」を実現する別ルート
- 他の特別会計(外為以外)で切れる場所
- 国民がこのルートを政治に飲ませる方法
どこを詰めますか?
