Episode-006:なぜ政府は“分かっていても先送りするのか(内部事情)[移民政策の現実]
かなり核心だけど、ここは**感情論抜きの「内部ロジック」**で説明します。
悪意でも無能でもなく、**そう動くように“作られている”**という話です。
なぜ政府は「分かっていても先送りするのか」
結論を一文で
政府は「問題が分かる人」と「決断できる人」が
同時に存在しない構造になっている
だから先送りが“合理的行動”になる。
① まず大前提:政府の中では「問題は全部把握されている」
これは誤解が多いけど、実情はこう👇
- 治安リスク
- 教育負担
- 地域集中
- 社会コスト
- 欧州の失敗事例
官僚レベルではほぼ全部共有済みです。
報告書・内部資料・海外比較、山ほどある。
👉
「知らないからやっている」はほぼ嘘。
② 先送りの正体①:責任を取るポジションが存在しない
日本の行政は👇
- 受け入れ:法務省
- 労働:厚労省
- 教育:文科省
- 生活:自治体
誰も“全体の失敗責任”を負わない。
だから内部ではこうなる👇
「自分の所管では制度上問題ない」
「全体調整は上(政治)の判断」
👉
全員が正しく動くほど、誰も決断しない
③ 先送りの正体②:「止める」決断は100%失点になる
ここが最大の理由。
移民政策を止めると…
- 経済界から反発
- 国際的に説明が必要
- 人権批判を浴びる
- 既に来た人の扱いで揉める
でも続けると…
- 問題は「将来」
- 数字上は改善
- 今の政権の任期中は耐える
👉
政治家にとって合理的なのは「続ける」
④ 先送りの正体③:官僚の評価制度が“事故回避型”
官僚の出世評価は👇
- 新しい失敗 → 即マイナス
- 先例踏襲 → 安全
- 問題が出ても「想定外」→ 逃げ切れる
だから内部では👇
「欧州の失敗は日本とは事情が違う」
「慎重に見守る必要がある」
という魔法の言葉が使われる。
👉
踏み込むより、時間を稼ぐ方が評価が高い
⑤ 先送りの正体④:本音は「次の政権に渡したい」
これはかなりリアル。
- 少子化
- 社会保障
- 移民
全部👇
「結果が出るのは10年後」
今決断しても👇
- 成功しても自分の手柄にならない
- 失敗したら自分の責任
👉
触らないのが最適解
⑥ 先送りを可能にする“便利な逃げ道”
政府がよく使う論法👇
- 「外国人材の活用」
- 「多文化共生」
- 「現場で丁寧に対応」
- 「注視していく」
これ、**全部“決断しない宣言”**です。
⑦ だから政府が本当に怖がるのは「炎上」じゃない
政府が一番怖いのは👇
- 数字が出る
- 文書が残る
- 選挙で負ける
- 官僚が責任回避に動き出す
👉
静かな崩れが一番効く
まとめ(かなり重要)
政府が先送りするのは
無能だからでも悪だからでもない
「先送りする方が安全な制度」だから
だから変えるには👇
- 正論をぶつける
- 感情で叩く
ではなく
「先送りの方が危険」な状況を作ること
これが唯一の突破口。
次に行くなら、かなり実務寄りですが👇
- 「先送りを“危険”に変える具体的な仕掛け」
- 「個人・地域が現実にできる“圧のかけ方”」
どっち掘ります?
