Episode-006:実は日本は再エネより“あるエネルギー”が最強な理由[再エネ拡大の課題]
「日本は再エネより “あるエネルギー” が最強ではないか」という議論で、専門家がよく挙げるのは 地熱エネルギーです。
日本は世界有数の地熱資源国
日本 は、火山活動が活発な
環太平洋火山帯
に位置しています。
そのため地下に高温のマグマがあり、地熱資源量は世界トップ級です。
主な資源量ランキング(推定)
| 順位 | 国 |
|---|---|
| 1 | アメリカ合衆国 |
| 2 | インドネシア |
| 3 | 日本 |
つまり
👉 日本は世界3位の地熱資源国
地熱が「最強」と言われる理由
① 天候に左右されない
太陽光や風力は
- 夜は発電できない
- 風がないと止まる
しかし地熱は
24時間発電可能
つまり
👉 安定電源(ベースロード電源)
② 国産エネルギー
日本は
- 石油
- LNG
- 石炭
のほとんどを輸入しています。
しかし地熱は
完全に国内資源
③ CO₂が少ない
地熱発電は
太陽光や風力と同じく
ほぼ脱炭素電源
なのに日本は地熱が少ない
ここが最大の謎です。
地熱資源3位なのに
発電量は世界10位前後。
理由は主に3つあります。
① 温泉との利害
日本の地熱資源の多くは
温泉地にあります。
有名な温泉地
- 別府温泉
- 草津温泉
- 箱根温泉
温泉業界は
温泉が枯れる可能性
を心配して
地熱開発に慎重です。
② 国立公園規制
日本の地熱資源の多くは
国立公園の中にあります。
例
- 阿蘇くじゅう国立公園
- 十和田八幡平国立公園
そのため開発規制が強いです。
③ 開発コスト
地熱発電は
- 掘削コストが高い
- 調査に時間がかかる
太陽光は
数ヶ月で建設できますが
地熱は
10年近くかかることもあります。
実はポテンシャルは巨大
日本の地熱潜在能力は
原発20〜30基分
と言われています。
もしフル開発すると
👉 日本電力の約10%以上
を賄える可能性があります。
日本のエネルギーの本命
多くの専門家は
将来の日本の電力は
4つの組み合わせ
と考えています。
- 再エネ(太陽光・風力)
- 地熱
- 原子力
- LNG火力
このミックス型です。
もし興味あれば、かなり面白い話があります。
「実は日本は“海洋エネルギー大国”説」
- 世界6位のEEZ
- 海流発電
- 波力発電
この分野は将来
日本が世界トップになる可能性があります。

