Episode-006:脱炭素で誰が一番儲けている?[地球温暖化の現状]
📅 2026年2月19日
結論
「一番儲けている主体」は1つではありません。
現在は 再エネ設備メーカー・資源企業・排出権市場プレイヤー・電力系事業者 が大きな利益機会を得ています。
🥇 ① 再エネ設備メーカー
太陽光・風力・蓄電池
- 中国の大手パネル企業(例: 隆基緑能科技 )
- EV電池で急成長した 寧徳時代新能源科技(CATL)
大量生産による価格低下で世界シェア拡大。
製造力を握る企業が収益を伸ばしています。
🥈 ② 資源企業(意外な勝者)
EVや蓄電池には
- リチウム
- ニッケル
- コバルト
が不可欠。
例:
Albemarle Corporation(米リチウム大手)
脱炭素=鉱物需要急増。
資源価格上昇で利益拡大。
🥉 ③ 排出権・カーボンクレジット市場
欧州の排出量取引制度
→ EU ETS
- 価格高騰時に大きな金融利益
- トレーディング会社や金融機関が収益化
実体経済より金融色が強い分野。
🏭 ④ 既存エネルギー大手も利益確保
石油メジャーも再エネ・水素へ参入。
例:
BP
Shell plc
化石燃料収益を元手に
脱炭素事業へ投資し“両取り”。
🇯🇵 日本の場合
- 再エネ事業者
- 総合商社
- 蓄電池関連メーカー
- 一部の電力会社
が利益機会を得ています。
ただし日本は
製造主導ではなく、制度対応型収益が多いのが特徴。
🎯 本質
脱炭素で最も儲けているのは:
- 製造力を握る中国企業
- レアメタル資源企業
- 排出権を扱う金融プレイヤー
一方、
コストを多く負担しているのは
→ 電力利用者・製造業・中小企業。
冷静なまとめ
脱炭素は
✔ 理念だけでなく巨大産業政策
✔ 新しい資源争奪戦
✔ 金融市場の新商品
つまり「環境政策 × 産業革命 × 地政学」。
さらに踏み込みますか?
・日本は勝者になれるか?
・脱炭素バブルは崩壊する?
・中国が本当の覇者?
・2035年の勝ち組産業は?
