Episode-006:2035年、日本は豊かな国か?[プラザ合意の影響]

いい問いだね。
これはYes / Noで答えると必ず嘘になる。
だから正確に言う。


2035年、日本は豊かな国か?

結論:
👉 「国としては豊かに見える」
👉 「国民全体としては豊かではない」
👉 ただし、一部の層は今より確実に豊か


①「国としては豊か」に見える理由

2035年の日本は、数字上こうなる可能性が高い👇

  • GDP:そこまで落ちない
  • 企業利益:むしろ過去最高圏
  • 株価:高止まり
  • 技術・特許・素材:世界上位維持
  • 治安・インフラ:依然トップクラス

👉 外から見ると「安定した先進国」

つまり
🌍「投資先としては悪くない国」


② でも「国民」は豊かか? → ここが割れる

上位30%

  • 外貨収入あり
  • 株・不動産・事業を保有
  • 海外と仕事がつながっている

👉 今より豊か


下位70%

  • 円建て収入のみ
  • 物価高が直撃
  • 社会保障は削られる
  • 税・保険料は重い

👉 体感は今より苦しい


③ なぜこんな歪みが固定されるのか

理由① 円安構造が常態化

  • 輸入物価は下がらない
  • 賃金上昇は追いつかない

理由② 国は「分配より維持」を選ぶ

  • 破綻回避が最優先
  • 大胆な再分配はしない

理由③ 高齢化のピーク

  • 支える側が少ない
  • 若・中年世代の負担が重い

👉 構造的に“底上げ”ができない


④ 2035年の日本はどんな国か(リアルな姿)

  • 豊かな都市と、静かに縮む地方
  • 強い企業と、弱い家計
  • 安全で清潔だが、余裕はない
  • 夢は語らないが、破綻もしない

👉 「静かな中進国」


⑤ ただし、まだ“分岐”は残っている

ここが一番重要。

2035年に👇

  • 人が動ける
  • スキルが評価される
  • 外とつながれる

社会にどれだけ近づけるかで、
「豊かさの分布」は変えられる。


⑥ 一文で言い切ると

2035年の日本は
「平均では豊かではないが、
 選択できた人には豊かな国」


⑦ だから次に考えるべき問いはこれ

国家論はここで終わり。
次は生き方の設計

  • 2035年に「上位30%」にいるには何が要る?
  • 円建て依存からどう抜ける?
  • 年齢的に(50代前後として)現実的なルートは?
  • 子ども世代は日本に残した方がいいのか?

どこ行く?
ここからは、かなり実務的な話になる。

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