Episode-007:円安と金利上昇はどこまで許容可能か?[日本を良くしようとする人]
2026年2月26日
結論から言うと、
「どこまで大丈夫か」は“水準”よりも“スピード”で決まる、が核心です。
■ ① 円安はどこまで許容?
円安は二面性があります。
✔ プラス面
- 輸出企業の利益増
- インバウンド増加
- 海外収益の円換算増
✖ マイナス面
- 輸入物価上昇(エネルギー・食料)
- 実質賃金低下
- 家計負担増
体感的には
1ドル=150円超が長期化すると家計への圧迫が強い。
急激に160円台へ短期で進むような局面は警戒水準。
問題は「水準」よりも
👉 数ヶ月で10円以上動くような急変動。
■ ② 金利上昇はどこまで許容?
日本の政府債務はGDP比で非常に大きい。
そのため金利は極めて重要。
例えば:
- 国債残高約1000兆円規模
- 平均金利が1%上がると
→ 利払い費は長期的に約10兆円増加
これは消費税数%分に匹敵。
■ ③ 危険ゾーンは?
単純化すると:
- 10年国債金利が2%台後半〜3%台へ急上昇
- 円が急落(短期で20円規模)
この「同時発生」が一番危険。
■ ④ なぜ今は持っているのか?
- 国債の大半を国内保有
- 日銀が大量保有
- 経常黒字国
ただし、構造的に高齢化で貯蓄余力は低下中。
■ ⑤ 本当に怖いのは
円安そのものでも
金利上昇そのものでもなく、
「市場が日本の財政運営を疑い始める瞬間」
これが転換点。
■ 現実的な許容ライン(目安)
✔ 円安:緩やかなら150円台後半まで耐性あり
✔ 金利:ゆっくり1〜2%台前半までなら調整可能
✖ 急変動は危険
■ 本質
消費税ゼロ+大幅国債増発などを同時に行うと
この均衡が崩れるリスクがある。
さらに踏み込みますか?
- 日本は本当に財政破綻するのか?
- 日銀が国債を持ち続ければ無敵なのか?
- 50代世代が一番損するシナリオは何か?
どこまでリアルにいきますか?
