Episode-007:外在来種を国家戦略にできるか?[みつひかりの特徴]
🌾 在来種を国家戦略にできるか?
結論:可能。ただし「主食の量を支える戦略」ではなく、「高付加価値・地域主権・リスク分散」の三位一体で設計する必要があります。
1) 在来種の強み(国家戦略に使える点)
🧬 遺伝資源としての保険
気候変動・病害虫リスクに対する“遺伝的バックアップ”。
単一品種依存の脆弱性を緩和できます。
🏷 地域ブランド化
例:
- 亀の尾
- 神力
物語性・テロワールを武器に、輸出や観光と接続可能。
🔓 自家採種の自由度
登録期限切れや未登録の在来種は、
改正 種苗法 の許諾制の影響を受けにくい。
👉 地域の裁量が残る
2) しかし限界も明確
- 収量が低い傾向
- 栽培が難しい
- 均一品質を求める外食・量販に不向き
👉 主食の“量的安全保障”は担いにくい。
3) 現実的な国家戦略モデル(3層)
A. コア層(量)
主食用は公的育種中心(例:コシヒカリ 系統など)
B. 付加価値層(利益)
在来種・復刻系統で
- 高価格帯
- 酒米・輸出
- ガストロノミー連携
C. 保全層(安全保障)
ジーンバンク+地域採種ネットワーク
(遺伝資源の国家備蓄)
4) 成功条件
- 価格戦略を明確化(量ではなく利益率)
- GI(地理的表示)活用
- 種子保存に安定財源
- 若手育種家の育成
5) 成功確率(私見)
| 目的 | 実現可能性 |
|---|---|
| 主食の柱にする | ★☆☆☆☆ |
| 高付加価値輸出 | ★★★★☆ |
| 遺伝資源保険 | ★★★★★ |
🎯 本質
在来種は
「ノスタルジー」ではなく
戦略的リスクヘッジ資産。
国家戦略にするなら、
量で勝つのではなく
“希少性で稼ぎ、遺伝で守る”
この設計になります。
さらに踏み込みますか?
- 在来種は輸出で本当に戦えるか?
- 酒米と国家戦略は接続できるか?
- 在来種×オーガニックは現実的か?
どこを深掘りますか?

