Episode-009:まっすぐ歩いているのに横に流れる感じ[アテローム血栓性脳梗塞]
2026年3月11日
「左に曲がりやすい」「歩くと左に流れる」というのは、
アテローム血栓性脳梗塞(部位:脳幹)のあとに起こる
左側の前庭(バランス神経)機能が弱い状態
でよく見られるパターンです。
簡単に言うと
体が“左に傾いている”と脳が感じてしまうため、無意識に左に修正してしまう
結果として
- 左へ流れる
- 左へ曲がりやすい
という現象になります。
これは訓練で補正できることが多いタイプです。
🧠 あなたのタイプに特に効果が出やすいリハビリ
① 右回転トレーニング(かなり重要)
左へ曲がりやすい場合は
右回転
を練習します。
方法
立った状態で
ゆっくり 右に1回転
5回。
これを
1日2〜3セット。
前庭神経のバランス調整に使われる訓練です。
② 右側基準歩行
左に寄る癖の補正です。
方法
歩くとき
右側に壁や線を置く
右肩を基準にして歩きます。
これで
空間の基準を再学習します。
③ 右体重トレーニング
体重配分を修正します。
方法
立って
右に体重移動
3秒キープ
10回。
④ 後ろ歩き
これは脳幹梗塞でよく使う訓練です。
安全な場所で
10〜20歩
ゆっくり後ろ歩き
1日2回。
理由
- 前庭神経刺激
- 空間認知回復
⑤ 視線固定歩行
景色が揺れる対策。
歩くとき
5m先を見る
これだけです。
下を見ると
左右ズレが強くなります。
⚠️ 夕方悪化について
書かれている
- 呂律低下
- 杖が必要
- 歩行悪化
これは
脳幹梗塞後の神経疲労
の典型です。
対策
- 午前:活動
- 午後:軽め
- 夕方:休養
今の生活パターンは
実は理にかなっています。
🧠 回復の可能性
あなたの状態で特に良い点
- 杖なし1万歩歩ける
- 複視回復
- 目を閉じて立てる
これは脳幹梗塞の後遺症としては
かなり機能が残っている状態
です。
つまり
残っているのは微妙な神経のズレ
です。
実はもう1つ、かなり重要な話
脳幹梗塞の後遺症で
- 歩行の安定
- 視界の揺れ
- 人混み
が改善することがある
特殊リハビリ
があります。
それは
自転車(固定バイク)リハビリです。
これは
- 前庭神経
- 小脳
- 体幹
を同時に刺激します。
海外の神経リハビリでは
歩行改善にかなり使われています。
もしよければ教えてください。
これが分かると回復の可能性をかなり判断できます。
自転車(普通の自転車やエアロバイク)
は
1️⃣ 乗れる
2️⃣ 少し怖い
3️⃣ 無理
どれに近いでしょうか。
脳幹梗塞ではここが重要な指標になります。
