Episode-009:45億年前の空に見えていた巨大な月[ジャイアントインパクトの説明]
2026年3月16日
約 45億年前、月が誕生した直後の地球の空には、
現在とはまったく違う 巨大な月が見えていたと考えられています。🌍🌙
この時期は、原始の 地球 に巨大天体が衝突し、
その破片から 月 が形成された直後の時代です。
月は昔、今より10倍近かった
現在
月までの距離
約38万 km
しかし誕生直後は
約2〜4万 km
程度だったと考えられています。
つまり
👉 今の約10分の1の距離
でした。
空に見える月のサイズ
見かけの大きさは
距離に反比例
します。
現在の月の見かけサイズ
約 0.5°
しかし当時は
約5〜10°
だった可能性があります。
つまり
今の10〜20倍の大きさ
です。
イメージ
| 時代 | 月の見た目 |
|---|---|
| 現在 | 指先で隠れる程度 |
| 45億年前 | 空の大部分を覆う巨大天体 |
空には
巨大な岩石の惑星のような月
が浮かんでいたと考えられています。
当時の地球は超激しい世界
この時代の地球は今とは全く違います。
原始の 地球 は
- マグマの海
- 激しい火山活動
- 小惑星衝突
が続く惑星でした。
そこに巨大な月が近くを回るため
重力の影響が非常に強かったです。
超巨大な潮汐
現在の潮汐
数 m
しかし当時は
数百 m 〜 数 km
の潮汐が起きた可能性があります。
つまり海は
- 巨大な津波のように動く
- 海岸線が激しく変化
していたと考えられます。
月はどんどん遠ざかった
月は誕生後
潮汐のエネルギーによって
徐々に外側へ移動しました。
現在でも
年間 約3.8cm
遠ざかっています。
この作用を
潮汐進化
と言います。
45億年前の空のイメージ
当時の空
- 空に巨大な 月
- 激しい火山の赤い地球
- 頻繁な隕石落下
- 近くを高速で回る月
つまり
かなり壮絶な宇宙の風景
だったと考えられています。
⭐実はさらに驚く研究があります。
月ができた直後の地球は
岩石のドーナツ雲
になっていた可能性があります。
これは
シネスティア(Synestia)
という新しい惑星形成モデルです。
もしよければ
「地球がドーナツになった瞬間(シネスティア)」
を図で解説できます。
宇宙科学でもかなり衝撃的な説です。🌍💥🌙
