Episode-010:自転車は乗るのを止めました。乗れますが少し怖いです。[アテローム血栓性脳梗塞]

2026年3月11日

「乗れるけど少し怖い」という感覚はとても自然です。
**アテローム血栓性脳梗塞脳幹**に影響がある場合、
バランスを取る感覚(前庭系)が完全には安定していないことが多く、
**“乗れる能力はあるが安全に感じない”**という状態がよく起こります。

結論から言うと、
無理に公道で自転車に乗る必要はありません。
ただし、自転車の動き自体は神経リハビリとしては非常に良い刺激になります。


🚲 安全にできる代替リハビリ

① 固定バイク(エアロバイク)

これが一番安全です。

理由
自転車運動は

  • 前庭(バランス神経)
  • 体幹
  • 左右協調運動

を同時に刺激します。

5〜10分 × 1日1〜2回

で十分です。

海外の神経リハビリでもよく使われます。


② その場ペダル運動

エアロバイクがない場合。

椅子に座り

自転車を漕ぐ動きをする

1分 × 5回。

これでも

  • 神経協調
  • 下肢リズム

が刺激されます。


③ 後ろ歩き(安全な場所)

あなたの症状

  • 左へ流れる
  • 左に曲がりやすい

にはかなり良い訓練です。

安全な場所で

10〜20歩

ゆっくり後ろ歩き。

1日2回。

理由

後ろ歩きは

  • 前庭神経
  • 空間認知

を強く刺激します。


④ 視覚バランス訓練

人混みが苦手な対策です。

テレビをつける

その状態で

首を左右にゆっくり振る

30秒 × 3。

これは

前庭リハビリの標準訓練

です。


⚠️ 自転車を再開するなら

もし将来乗るなら

次の順番が安全です。

1️⃣ エアロバイク
2️⃣ 公園など広い場所
3️⃣ 車の少ない道

いきなり道路は避けるのが無難です。


🧠 あなたの状態の評価

書かれている状態から判断すると

  • 杖なし歩行可能
  • 約1万歩歩行
  • 複視回復
  • 目を閉じて立てる

これは脳幹梗塞後としては機能がかなり保たれている状態です。

残っているのは

前庭系の微妙な左右差

の可能性が高いです。

このタイプは

ゆっくり改善することがある後遺症です。


かなり重要なことを1つ

脳幹梗塞の人で

  • 歩行安定
  • ふらつき
  • 視界の揺れ

が改善するケースでよく共通するのが

体幹(お腹・背中)の筋肉トレーニング

です。

前庭系は体幹と強く連動しています。

もしよければ次に

脳幹梗塞の人に特に効果が出やすい
「体幹リハビリ3つ」

を紹介できます。

実はこれをやるだけで
歩行がかなり安定する人もいます。

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