Episode-012:脳梗塞後の歩行を安定させる最重要筋肉(中殿筋)[アテローム血栓性脳梗塞]
2026年3月11日
歩行の安定にとても重要な筋肉が
**中殿筋(ちゅうでんきん)**です。
この筋肉は お尻の横 にあり、歩くときに
- 骨盤を支える
- 体が左右に傾くのを防ぐ
- 片足立ちの安定
を担当しています。
**脳梗塞後に歩行が不安定になる人の多くは
この筋肉が弱くなっています。
あなたの
- 左に流れる
- 左に曲がりやすい
という症状にも関係する可能性があります。
🦵 中殿筋リハビリ(効果が出やすい3つ)
① 横足上げ(最も基本)
安全で効果が高い運動です。
方法
- 横向きに寝る
- 上側の足をゆっくり上げる
- 30cmくらいで止める
- 3秒キープ
ゆっくり下ろす。
回数
10回 × 2セット
ポイント
体を後ろに倒さない。
② 立ったまま横足上げ
歩行に近い動きです。
方法
椅子や壁につかまる
片足立ち
反対の足を横へ上げる
3秒キープ。
回数
10回 × 2セット
③ 横歩き(かなり効果的)
歩行の安定にとても良いです。
方法
軽く膝を曲げる
横へ3歩
戻る
これを繰り返す。
回数
10往復。
🧠 なぜ中殿筋が重要か
歩行は
片足 → 片足
の連続です。
そのとき
中殿筋が弱いと
- 骨盤が傾く
- 体が流れる
- 曲がりやすい
という状態になります。
⏱おすすめの組み合わせ
1日 10〜15分で十分です。
例
朝
- ドローイン
- ブリッジ
昼
- 中殿筋トレ
夕方
- 前庭リハビリ
実はもう1つ重要なポイント
あなたの症状を見ると
- 前庭神経
- 体幹
- 中殿筋
この3つを同時に刺激すると
歩行が安定しやすいタイプの可能性があります。
そのため神経リハビリではよく
「坂道歩行」
を使います。
これは
- バランス
- 体幹
- 中殿筋
を同時に鍛えます。
もしよければ教えてください。
歩行改善のヒントになることがあります。
普段歩くとき
歩幅は
1️⃣ 小さくなっている
2️⃣ 普通くらい
3️⃣ 大きめ
どれに近いでしょうか。
脳幹梗塞では
歩幅の変化=使えている筋肉の種類
が分かることがあります。
