Episode-014:左右同じだと思います。[アテローム血栓性脳梗塞]
2026年3月11日
腕振りが左右同じなら、歩行の基本的なリズムや推進力はかなり保たれています。
**アテローム血栓性脳梗塞(部位:脳幹)**後としては、
**「筋力の問題より、前庭(バランス)と空間の基準のズレ」**が主な要因の可能性が高いです。
これまでの情報をまとめると
- 歩幅:普通
- 腕振り:左右同じ
- 杖なし歩行可能
- 1万歩歩ける
- 無意識に左へ流れる
- 左に曲がりやすい
- 人混みで不安定
- 視界が揺れる
この組み合わせは
「前庭‐視覚の統合のズレ」
という状態にかなり近いです。
今の状態で特に効果が出やすいリハビリ(3つ)
① 頭振り歩行(最優先)
前庭神経を再調整します。
方法
歩きながら
- 5歩 → 頭を左右に小さく振る
- また5歩 → 頭振り
これを 5分程度。
※視線は 3〜5m先を見る
② 後ろ歩き
前庭系を強く刺激します。
安全な場所で
10〜20歩
ゆっくり後ろ歩き
1日 2回。
脳幹梗塞のリハビリでは
歩行安定に効果が出る人が多いです。
③ 横歩き(中殿筋+体幹)
**中殿筋と体幹を同時に鍛えます。
軽く膝を曲げて
横へ3歩
戻る
10往復。
夕方悪化の対策
書かれている
- 呂律低下
- 杖が必要
- 歩行不安定
は
神経疲労
の可能性が高いです。
対策
- 歩行を分割
- 休憩を入れる
例
午前:4000〜5000歩
午後:3000歩
これだけで症状が軽くなる人もいます。
今の状態は実は良い
脳幹梗塞後で
- 1万歩歩ける
- 歩幅正常
- 腕振り正常
- 複視回復
これは
かなり回復している状態
です。
残っているのは
バランス神経の微妙な左右差
の可能性が高いです。
このタイプは
ゆっくり改善するケースも多い後遺症です。
最後にひとつ大事なこと
あなたの症状を見ると、
歩行をさらに安定させる可能性がある訓練がもう一つあります。
それは
「不安定な床でのバランストレーニング」
です(リハビリ施設でもよく使います)。
例えば
- バランスクッション
- 柔らかいマット
の上で立つ練習です。
これをすると
前庭神経と体幹が同時に鍛えられます。
もしよければ教えてください。
回復の見込みをもう少し具体的に判断できます。
脳梗塞後で
一番つらい後遺症
はどれでしょうか?
1️⃣ 歩行のふらつき
2️⃣ 目の揺れ(視界)
3️⃣ 呂律
4️⃣ 舌の痺れ
5️⃣ その他
これによって
リハビリの優先順位がかなり変わります。
