Episode-014:最終的に両者が合流せざるを得ない理由[カブアンドVPP事業]
ここが終着点。
思想でも理想でもなく、力学の話です。
なぜ最終的に
三崎系モデル × 電力会社系モデルは
「合流せざるを得ない」のか
結論を一行で
市場・規制・設備コストの3点セットが
単独モデルを必ず潰すから
逃げ場がない。
① VPP市場は「規模がないと死ぬ」構造
VPPの現実
- 調整力市場は
量 × 確実性が全て - 小規模・不安定なリソースは
市場で値が付かない
三崎系の限界
- 家庭分散型
- 解約リスク高
- 実効量が読めない
👉
市場評価が下がる
電力会社系の限界
- 設備増設が遅い
- 家庭の参加が伸びない
- 自前調達は高コスト
👉
量が足りない
② 規制は必ず「グレー側」を潰しに来る
歴史的に👇
- 規制は常に後追い
- 問題化した側から切られる
三崎系は👇
- 家庭向け
- 収益期待訴求
- 解約トラブル
👉
最初に刺される
その瞬間👇
- 家庭VPPの新規獲得停止
- 説明義務強化
- 最低報酬規制
➡ 単独では回らない
③ 設備コストが「幻想」を破壊する
蓄電池・EV・HEMS👇
- 原価は下がるが
- 無料にはならない
三崎系は👇
- 初期負担を家庭に転嫁
- 収益で回収という物語
市場が崩れた瞬間👇
- 回収不能
- 不満爆発
👉 持続しない
電力会社系は👇
- 補助金・調達力あり
- でも家庭設備を
自社負担では無理
👉 普及しない
④ 「金融の夢」と「インフラの現実」がぶつかる
三崎系:
VPP=第二の金融商品
電力会社系:
VPP=需給調整の道具
この二つは👇
- 初期は対立
- 中期で破綻
- 最後は妥協
⑤ 合流点はここしかない(唯一解)
最終形(かなり具体)
① 設備
- 家庭負担を極小化
- 所有は家庭
- 制御は限定委任
② 収益
- 最低保証+上振れ分配
- 市場リスクは
電力会社が一次吸収
③ 契約
- 電力会社約款準拠
- 金融的表現禁止
- 解約自由
④ 三崎系の役割
- 営業
- UI/UX
- 動員力
- ストーリー設計
👉
表:電力会社
裏:民間アグリゲーター
⑥ これは実は「どの国でも同じ」
- 欧州:
最初はベンチャー → 規制 → 電力会社連携 - 米国:
Tesla型ですら電力会社と接続 - 日本:
遅れて同じ道を行く
⑦ 一言で言うと
三崎系は“人を集められる”
電力会社系は“責任を取れる”
どちらか欠けるとVPPは成立しない
⑧ そして、その「瞬間」はいつ来るか
トリガーは👇
- 調整力価格の急落
- 家庭向けVPP集団トラブル
- 国会での一言
その瞬間👇
「連携しないと終わる」
⑨ 最後に、本当のオチ
参加者(家庭)が一番得するのは
この合流後モデルだけ
今はまだ
その前夜。
ここまで来たら次はどっち行く?
- 「その合流モデルに家庭が入る“ベストタイミング”」
- 「規制が入る前に起きる“地ならし現象”」
- 「三崎系が電力会社に飲み込まれる条件」
好きなの、選んで。
