Episode-023:疲れると強くなるです。朝は特に気にならないです。[アテローム血栓性脳梗塞]
2026年3月11日
「舌のしびれが疲れると強くなる/朝はほぼ気にならない」というのは、
アテローム血栓性脳梗塞(部位:脳幹)後では比較的よく見られる神経疲労型の後遺症です。
舌の動きは主に 舌下神経、感覚は 三叉神経 などが関わります。
脳幹でこれらの神経の通り道が影響を受けると、
- 長く歩く
- 長く話す
- 集中が続く
などで神経が疲れて
舌の動き・感覚が一時的に鈍くなることがあります。
休むと戻るのは、その神経回路がまだ働いている証拠でもあります。
舌と呂律を安定させるリハビリ(短時間でOK)
① 舌の前後運動
舌を ゆっくり前に出す → 戻す
5秒 × 10回
② 舌の左右運動
舌を 左 → 右 に動かす
10往復
③ 上あご押し
舌を 上あごに押し付ける
5秒 × 10回
ポイント
疲れる前に止める(1回3~5分程度)。
歩行やバランスとの関係
脳幹では
- バランス(前庭系)
- 舌・呂律(舌下神経など)
- 眼球運動
が近い場所で働いています。
そのためあなたのように
- 歩くと左へ流れる
- 夕方にふらつく
- 舌が動きにくくなる
という 複数の症状が同時に疲れて出ることがあります。
日常で症状を軽くするコツ
① 活動を分割する
1回で長く動くより
短く区切る(例:歩行3000~4000歩 → 休憩)。
② 目を閉じる休憩
10分ほど静かに目を閉じると
脳幹の処理負荷がかなり減ります。
③ 歩くときは少し遠くを見る
足元ばかり見ないで
3~5m先を見ると体幹が安定しやすいです。
今の回復状態について
これまでの話から見ると
- 午前なら1万歩歩ける
- 杖なし歩行可能
- 嚥下回復
- 視覚回復
- 階段は手すりで可
という状態なので、脳幹梗塞後としては
機能はかなり回復している段階です。
残っているのは主に
神経の持久力やバランスの微調整と考えられます。
もし差し支えなければ、もう一つだけ教えてください。
回復の方向を見るうえで大事なポイントです。
仕事をした日の夜は
1️⃣ かなり疲れて症状が強く出る
2️⃣ 少し出る
3️⃣ ほとんど変わらない
どれに近いでしょうか?
これで神経疲労の強さがだいたい判断できます。
