ホルムズ海峡進捗2026/07/20

ホルムズ海峡情勢アップデート(確認日:2026年7月20日)
情報の鮮度について:入手できた最新報道は7月18〜19日時点のものです。20日当日の一次情報は検索時点で未確認のため、以下は18〜19日を基準とした状況です。
1. 軍事情勢(信頼度:85%・複数ソース一致)
- 7月18日、CENTCOMは対イラン軍事作戦の「8夜連続」実施を発表。ホルムズ海峡での商船攻撃能力を削ぐことを目的とし、米軍部隊への”迅速な処罰”も掲げている。
- 同日、ヨルダンでイランの弾道ミサイル・ドローン攻撃により米兵2名死亡、1名行方不明が確認された。
- 7月19日付NPR記事によれば、米・イラン両国は週末にインフラ・軍事目標への相互攻撃を交わし、全面戦争へ逆戻りする様相を強めている。イラン側は戦闘再開以降、米軍の攻撃により少なくとも46人死亡、400人超負傷と発表。
- Al Jazeeraは7月18日、CENTCOMが監視施設・軍事兵站・地下武器庫・海上能力を標的にした夜間攻撃を継続していると報道。
2. 停戦(MOU)の状況(信頼度:90%)
- 6月中旬締結のイスラマバードMOU(覚書)は、トランプ大統領がNATO首脳会議で「終わった」と宣言済み。米はイラン産原油の制裁免除を撤回し、イラン港湾への海上封鎖を再開している。
- 停戦崩壊の発端は7月8日、イランがホルムズ海峡でイラン非承認ルートを通過した商船を攻撃したこと。
- 対立の核心は、イランが海峡通過船舶に自国承認ルート・手続きの順守と通航料徴収を求めている点にある。
3. 海峡の通航状況(信頼度:70%・情報がやや古い可能性あり)
- 7月5日時点データでは1日約35隻が通航(平時は約110隻)と、部分的な機能回復にとどまっていた。ただしこれは停戦崩壊(7月8日)前のデータのため、現在はこれより悪化している可能性が高いです(推測)。
- 日経によれば、ENEOS・出光興産・コスモエネルギーHDが手配する日本関連原油タンカーは7月13日までに全てホルムズ海峡を通過完了、8月初旬までに国内製油所へ到着見込み。ただしイランが再封鎖を宣言するなど、調達正常化の見通しは依然立っていない。
4. 日本への影響(ナフサ)(信頼度:75%)
- 日経速報(7月16日頃)では、エチレン稼働率が6月に66.5%まで低下し過去最低水準。ナフサ値下がりを見越した買い控えが指摘されている。
- 中国はナフサ不足下でも代替原料により中東リスクを軽減しているとの分析報道あり。
- 石油連盟会長は「ホルムズ海峡経由は当てにしない」と発言し、停戦の脆弱性への懸念を表明。
5. 総合評価
| 項目 | 状況 | 確信度 |
|---|---|---|
| 停戦(MOU) | 事実上崩壊、戦闘再燃中 | 90% |
| 米軍事作戦 | 連日継続(7/18時点で8夜連続) | 85% |
| 海峡通航 | 大幅減少が継続中と推定 | 65%(最新データ不足) |
| 日本の原油調達 | 直近分は通過済みだが先行き不透明 | 75% |
| ナフサ供給 | 逼迫継続、稼働率過去最低水準 | 75% |
全体としての確信度:75%。7月18〜19日までの報道に基づく評価であり、20日当日の展開(新たな停戦交渉再開や大規模攻撃の有無)は未確認です。続報が必要であれば、CENTCOM発表・日経・Al Jazeeraを軸に再確認します。

