Episode-006:CIAとイラン政変との関係[日章丸事件とは]
🇮🇷 CIAとイラン政変(1953年)の関係
結論:
CIAは英国と共同で、イラン首相モサッデクを失脚させる秘密工作を実行しました。
背景
1951年、イラン首相
モハンマド・モサッデク が
英系の
アングロ・イラニアン石油会社(現 BP)を国有化。
英国は強く反発し、経済制裁と国際包囲網を形成。
しかしモサッデクは国内で高い支持を維持。
そこで英国は米国に協力を要請。
作戦名:TPAJAX
1953年、
CIA と
MI6 が共同で実行。
主な手段:
- 反政府デモの扇動
- 軍幹部への働きかけ
- メディア工作
- 王政支持勢力の結集
最終的にモサッデクは失脚・逮捕。
結果
- 国王
モハンマド・レザー・パフラヴィー の権力が強化 - イラン石油は西側主導の国際コンソーシアムで再編
- 米国企業も利権に参加
なぜCIAは動いたのか?
当初、米国は英国より慎重でした。
しかし冷戦構造の中で、
- イランが不安定化
- ソ連影響圏に傾く可能性
を懸念。
アイゼンハワー政権下で
「反共優先」の判断が下されました。
長期的な影響
この政変は短期的には西側の勝利でしたが、
- 王政の強権化
- 反米感情の蓄積
を招き、最終的に
👉 1979年の
イラン革命
へとつながります。
本質
1953年の政変は、
石油 × 冷戦 × 情報工作
が結びついた典型例。
そしてこれは
「資源をめぐる主権」と
「大国の地政学」の衝突でした。
さらに踏み込むなら:
- なぜ米国は後にこの作戦を公式に認めたのか
- 日章丸事件との時間軸の接続
- 現代のカラー革命との比較
どの方向に進めますか?
