Episode-001:炎症との関係を深掘り[植物性油の特徴]

植物性油と「炎症」の本質

炎症は本来、体を守るための防御反応です。
問題はそれが慢性的に続くこと(慢性炎症)。動脈硬化、糖尿病、関節疾患などの土台になります。


① なぜ植物性油が炎症と関係するのか?

カギは 脂肪酸の種類 です。


🔬 オメガ6(リノール酸)

多く含む油:

  • 大豆油
  • ひまわり油
  • コーン油

体内で「アラキドン酸」に変換され、
そこから**炎症性物質(プロスタグランジンなど)**が作られます。

👉 摂りすぎると炎症に傾きやすい。

現代日本人はオメガ6過多傾向です。


🟢 オメガ3(抗炎症側)

例:

  • 亜麻仁油
  • えごま油
  • 青魚(EPA・DHA)

炎症を抑える方向に働きます。

👉 問題は「オメガ6が悪」ではなく
6と3のバランス崩壊

理想比:4:1以下
現代型食事:10〜20:1とも言われる


② もう一つの問題「酸化」

多価不飽和脂肪酸は非常に酸化しやすい。

高温調理・揚げ物・使い回し油

酸化脂質

血管内皮ダメージ

慢性炎症

ここが実はかなり重要。


③ 50代以降で影響が出やすい理由

加齢で

  • 抗酸化力が低下
  • 血管が硬くなる
  • 血糖変動が大きくなる

すると炎症が静かに続きやすい。

特に

  • 高血圧傾向
  • HbA1cやや高め
  • 内臓脂肪型

なら、油の質はかなり重要になります。


④ 科学的にはどうなのか?

研究では:

✔ オメガ6を極端に減らす必要はない
✔ しかし加工食品由来の過剰摂取は問題
✔ オメガ3を増やす方が現実的で有効

という流れが主流です。


⑤ 実践的対策(現実的)

✔ 揚げ物は週1〜2回まで
✔ 加熱はオレイン酸中心(例:オリーブオイル)
✔ サラダ油の常用を減らす
✔ 青魚を週2〜3回
✔ 亜麻仁油は「加熱しない」


⑥ よくある誤解

❌ 植物油=毒
❌ 全部炎症を起こす
❌ すぐ病気になる

→ 量とバランスの問題です。


さらに深掘りできます:

  • 🔥 関節リウマチとの関係
  • ❤️ 動脈硬化との直接メカニズム
  • 🧠 脳炎症・認知症との関連
  • 🧪 最新研究は誇張されているのか?

どの方向にいきますか?

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