Episode-001:糖尿病が急増した「1970年代の食生活の変化」[糖尿病増加の要因]
**糖尿病(特に2型糖尿病)**は、日本では 1970年代から急激に増え始めたと言われています。
この時期は日本の「食生活」が大きく変わった転換点でした。
1970年代に起きた食生活の大転換
1. 植物油の大量普及
1960年代後半〜1970年代にかけて
- サラダ油
- マーガリン
- マヨネーズ
などの 植物油食品が急速に普及しました。
理由
- 安価
- 保存しやすい
- 西洋料理の普及
しかし植物油の増加は
- 慢性炎症
- インスリン抵抗性
- 内臓脂肪
を起こしやすいと言われています。
1970年頃から
油の摂取量は約3〜4倍に増加しました。
2. 加工食品の爆発的増加
1970年代は
- インスタント食品
- 冷凍食品
- スナック菓子
が急速に広がりました。
例
- カップ麺
- ポテトチップス
- 菓子パン
これらは
- 高糖質
- 高脂質
- 添加物
という特徴があります。
3. 砂糖・甘い飲料の普及
1970年代から
- 清涼飲料水
- 缶コーヒー
- ジュース
が急増しました。
特徴
液体の糖は血糖値を急上昇させやすい
ため、膵臓への負担が大きいです。
4. 外食産業の拡大
1970年代は外食産業が急成長した時代です。
代表例
- 日本マクドナルド
- すかいらーく
- ロイヤルホスト
これにより
- 揚げ物
- 高脂質食
- 大量炭水化物
の食事が一般化しました。
5. コンビニの登場
1970年代には
- セブン-イレブン(1974年日本1号店)
が登場し、食生活はさらに変化します。
コンビニ食品の特徴
- 高糖質
- 植物油使用
- 超加工食品
1970年は「日本人の食の転換点」
日本の栄養統計を見ると
1970年前後で
食事構成が完全に変わります
変化の例
| 食品 | 戦前 | 1970年代以降 |
|---|---|---|
| 米 | 多い | やや減少 |
| 魚 | 多い | 減少 |
| 砂糖 | 少ない | 増加 |
| 植物油 | 少ない | 急増 |
| 加工食品 | ほぼ無い | 急増 |
糖尿病患者の推移
日本では
1970年代
↓
1980年代
↓
1990年代
と 右肩上がりで増加しました。
現在
- 糖尿病患者
約1000万人 - 予備軍
約1000万人
と言われています。
皮肉な事実
実は1975年頃の日本の食事は
世界的に「最も健康的」と評価されています。
理由
- 魚中心
- 発酵食品
- 低脂肪
- 加工食品が少ない
つまり
1975年をピークに食生活は急速に西洋化
したと言われています。
もし興味あれば、かなり重要なテーマですが
「なぜ1975年の日本食が世界一健康と言われるのか」
(実はWHOも注目していた)
これも解説できます。
さらに
糖尿病を防ぐ食事パターンも具体的に整理できます。
