Episode-002:なぜ1975年の日本食が世界一健康と言われるのか[糖尿病増加の要因]
1975年前後の日本の食事は、世界の栄養学でよく
**「理想的なバランスに最も近い食事」**として研究対象になりました。
背景には、世界保健機関(WHO) や日本の 国立健康・栄養研究所 などが、日本人の食事パターンを分析したことがあります。
その結果、1975年頃の日本食は次の点で非常に優れていると評価されました。
1975年の日本食が健康と言われる理由
1. 栄養バランスが非常に良い
1975年前後の食事は
- 炭水化物
- タンパク質
- 脂質
のバランスが理想的でした。
目安(当時)
| 栄養 | 割合 |
|---|---|
| 炭水化物 | 約60% |
| タンパク質 | 約15% |
| 脂質 | 約20〜25% |
これは現在の栄養学でも 生活習慣病予防に適した割合とされています。
2. 脂肪が少ない
1975年の日本人の脂質摂取は
現在の 約半分レベル でした。
特徴
- 揚げ物が少ない
- バターが少ない
- 植物油も少ない
脂質が少ないため
- 肥満
- 動脈硬化
- 糖尿病
が起きにくい食事でした。
3. 魚中心のタンパク質
肉よりも 魚が中心でした。
例
- サバ
- イワシ
- サンマ
これらには
- DHA
- EPA
が豊富で
- 心臓病予防
- 炎症抑制
に効果があるとされています。
4. 発酵食品が多い
日本食の大きな特徴は
発酵食品
です。
代表例
- 味噌
- 納豆
- 漬物
- 醤油
これらは
- 腸内細菌を整える
- 免疫を安定させる
効果があると研究されています。
5. 食材の種類が多い
1975年頃の家庭料理は
1日30品目
と言われるほど食材が多様でした。
例
- 魚
- 海藻
- 豆
- 野菜
- きのこ
多様な栄養が取れる食事でした。
6. 加工食品がほとんど無かった
1975年はまだ
- コンビニ
- 冷凍食品
- インスタント食品
が今ほど普及していませんでした。
そのため
家庭料理中心
でした。
1975年の典型的な食事
よく例に挙げられるのは
一汁三菜
です。
内容例
- ご飯
- 焼き魚
- 味噌汁
- 煮物
- 漬物
この形は
- 糖質
- タンパク質
- 脂質
- 食物繊維
が自然に整います。
実際の健康指標
1970年代の日本は
- 世界トップレベルの長寿
- 心臓病が少ない
- 肥満率が低い
という特徴がありました。
そのため日本食は
「長寿食」
として世界的に研究されました。
💡興味深い事実ですが
今、世界で健康食として有名な
地中海式食事法 と
1975年の日本食は
実はかなり似ています。
- 魚中心
- 野菜多い
- 加工食品少ない
- 脂肪控えめ
もしよければですが、実はさらに面白いテーマがあります。
「1975年の日本食を再現する具体的な1日のメニュー」
「1975年食を6週間続けた実験結果(体重・血糖)」
これもかなり興味深いデータがあります。
