Episode-002:南鳥島レアアースは世界を変える可能性があるのか?[日本の資源大国化]
2026年3月6日確認
南鳥島レアアースは世界を変える可能性があるのか?
結論から言うと、理論上は「世界の資源バランスを変える可能性」があると多くの研究者が見ています。
鍵になる場所が日本の最東端の島です。
南鳥島とは
南鳥島
- 東京から約1900km
- 日本最東端
- 自衛隊・気象庁が常駐
この島の周辺深海6000m付近で驚く発見がありました。
世界最大級のレアアース泥
東京大学
などの研究チームが2010年代に調査。
海底にある
レアアースを含む泥(レアアース泥)
が巨大規模で存在することが確認されました。
推定埋蔵量
研究では
- 世界需要の数百年分の可能性
- 特に重レアアースが豊富
と言われています。
なぜ「重レアアース」が重要なのか
レアアース
レアアースには
- 軽レアアース
- 重レアアース
があります。
特に重要なのが
重レアアース
例
- ジスプロシウム
- テルビウム
用途
- EVモーター
- 風力発電
- ミサイル誘導装置
- 半導体
世界の最大問題
現在
ほぼ中国依存
です。
世界のレアアース供給
約60〜70%
↓
中華人民共和国
過去には資源外交も
2010年
尖閣諸島中国漁船衝突事件
この時
中国が
レアアース輸出を事実上停止
しました。
これで世界が
「資源の武器化」
を意識しました。
南鳥島の資源が意味するもの
もし商業化できると
世界はこう変わります。
① 中国独占の崩壊
レアアース市場は
- 中国
- 日本
- 米国
- 欧州
のバランスに変化。
② EV産業の安全保障
EVモーターは
レアアース磁石が必須。
つまり
EV産業
=
レアアース戦争
③ 軍事産業
レアアースは
- ミサイル
- レーダー
- 戦闘機
- 潜水艦
にも必須。
ただし最大の壁
問題は深海6000mです。
南鳥島海域は
- 水深:約5000〜6000m
現在の海底採掘は
通常
1000〜2000m程度
が中心。
もう一つの難題
泥の処理です。
レアアース泥は
鉱石ではなく泥
です。
そのため
採取
↓
分離
↓
精製
の技術がまだ発展途中。
それでも注目される理由
実は研究では
比較的取り出しやすい
可能性も指摘されています。
理由
鉱石ではなく
泥だから
です。
日本の未来シナリオ
もし開発が進むと
日本は
- 海洋資源国
- ハイテク素材国
になる可能性があります。
実はもっとすごい話
専門家が驚いたのは
南鳥島のレアアースだけではありません。
日本の海には
もう一つ
「世界最大級の資源」
がある可能性があります。
それが
コバルトリッチクラスト
です。
次のテーマはかなり衝撃的です。
「海底に眠る“EV電池の山”コバルトリッチクラスト」
(日本は世界最大埋蔵の可能性)
