Episode-004:認知症になりにくい生活ランキング[アミロイドプラーク解説]
認知症研究では、生活習慣で発症リスクがかなり変わることが分かってきています。
特に アルツハイマー病 では、生活要因が約40%のリスクに関係するという研究もあります。
多くの研究(欧米・日本)で共通して出てくる
**「認知症になりにくい生活習慣ランキング」**をまとめると次の通りです。
認知症になりにくい生活ランキング
1位 運動(特に歩行)
最も効果が大きいとされる習慣です。
理由
- 脳血流が増える
- 神経成長因子(BDNF)が増える
- 海馬 の神経新生が起きる
研究では
週150分の有酸素運動で
認知症リスクが大きく下がる可能性があります。
特に良いとされる運動
- 早歩き
- 自転車
- 水泳
2位 良い睡眠
睡眠中は脳の掃除が行われます。
この働きを
グリンパティックシステム
と呼びます。
深い睡眠中に
脳脊髄液
↓
脳内を循環
↓
アミロイド排出
になります。
目安
- 7〜8時間睡眠
- 寝る前スマホを控える
3位 人と会う(社会活動)
意外ですが非常に強い要因です。
研究では
- 孤独
- 社会的孤立
は認知症リスクを30〜50%上げる可能性があります。
逆に
- 会話
- 共同作業
- 趣味の集まり
などは脳のネットワークを増やします。
4位 血糖コントロール
糖代謝は脳に大きく影響します。
糖尿病の人は
認知症リスクが
約1.5〜2倍になります。
そのため
- 食後血糖を上げない
- 夜食を控える
- 食物繊維を増やす
ことが重要です。
5位 魚中心の食事
研究でよく出るのが
地中海食または日本型食です。
特徴
- 魚
- 野菜
- 海藻
- ナッツ
魚に含まれる
DHA・EPA
は神経炎症を抑える可能性があります。
研究者がよく言う「最強セット」
多くの研究をまとめると
運動
+
睡眠
+
社会活動
+
血糖コントロール
+
魚中心の食事
これらを実践すると
認知症リスクが40〜60%低下する可能性
があると言われています。
ちなみに研究者の間で最近かなり話題になっているのは
「認知症がほとんど出ない地域」
の研究です。
そこでは
日本人の昔の生活にかなり近い特徴が見つかっています。
これがなかなか面白いので、もしよければ解説します。
