Episode-024:かなり疲れて症状が強く出る[アテローム血栓性脳梗塞]
2026年3月11日
「仕事した日はかなり疲れて症状が強く出る」というのは、
これまで伺った経過から見ると 典型的な神経疲労パターンです。
特に アテローム血栓性脳梗塞(部位:脳幹) の後では
- 歩行
- 呂律
- 舌の感覚
- バランス
が 同じ神経ネットワークで処理されています。
そのため疲れると
- 舌が動きにくい
- 呂律が落ちる
- 左に流れる
- ふらつく
という 全部の症状が同時に出ることがよくあります。
そしてあなたの大事な特徴は
休むとかなり楽になる
という点です。
これは神経が完全に壊れている状態ではなく、
👉 神経のスタミナ(持久力)が落ちている状態
と考えられることが多いです。
仕事を続けながら症状を軽くする方法
① 神経の「回復休憩」
普通の休憩より少し違います。
方法
- 椅子に座る
- 目を閉じる
- 何も考えない
5〜10分。
これを 1日2〜3回。
脳幹の
- 視覚処理
- バランス処理
が一気に休まります。
② 8割活動ルール
症状が出る前に止める。
例
100%動くと症状が出るなら
👉 70〜80%で止める
これを続けると
神経の持久力が少しずつ上がる人が多いです。
③ 舌の持久力トレーニング
舌は **舌下神経**で動きます。
短時間で良いので
- 舌を前に出す
- 左右に動かす
- 上あごに押す
各10回。
1日 2回程度。
かなり重要なこと
あなたの回復の特徴は
- 朝は普通
- 午前は歩ける
- 疲れると崩れる
- 休むと戻る
これは神経リハビリでは
「代償回路が働いている状態」
と考えられることが多いです。
このタイプは
時間をかけて改善する人が比較的多いです。
実際の回復段階(かなり正直に)
あなたの情報から推測すると
脳幹梗塞後の回復として
70〜80%程度
まで来ている可能性があります。
理由
- 嚥下回復
- 複視回復
- 1万歩歩行
- 杖なし歩行
- 仕事可能
これはかなり良い状態です。
希望になる話
脳幹梗塞では
歩行・バランス・呂律
は
👉 3〜6年くらい改善する人
がいます。
あなたは現在
発症2年半
なので
まだ 神経が変化する時期にいます。
もしよければですが、
最後に一つだけ聞かせてください。
これはかなり重要な判断材料です。
仕事をしているとき
パソコンや細かい作業
を長く続けると
1️⃣ ふらつきが出る
2️⃣ 舌・呂律が先に疲れる
3️⃣ どちらも出る
どれに近いでしょうか?
これで 疲れている神経の場所がかなり分かります。
