Episode-003:宇宙の最小単位(プランクスケール)」**の話[マルチバースの概念]
宇宙の最小単位と考えられているのが プランクスケールです。
これは「それより小さい長さ・時間は意味を持たない可能性がある」という、物理学の限界を示すスケールです。🌌
関連概念
Planck Units
プランクスケールとは
提案したのは物理学者
Max Planck
です。
自然界の基本定数
- 光速
- 重力定数
- プランク定数
から導かれる 究極のスケールです。
宇宙の最小サイズ(プランク長)
l_p = 1.616 \times 10^{-35} \text{ m}
これはどれくらい小さいかというと
原子の約10²⁵分の1
です。
もし原子を 銀河サイズまで拡大しても
プランク長は まだ見えないレベルになります。
宇宙の最小時間(プランク時間)
t_p = 5.39 \times 10^{-44} \text{ s}
これは
光がプランク長を進む時間
です。
つまり
宇宙では
これより短い時間は意味を持たない可能性があります。
なぜ重要なのか
プランクスケールでは
- 量子力学
- 重力
- 空間
がすべて混ざります。
関連理論
Quantum Gravity
この領域では
現在の物理法則が壊れます。
プランクスケールで起きると考えられること
① 空間は滑らかではない
普段は
空間は連続しているように見えます。
しかしプランクスケールでは
空間が「粒」になっている可能性
があります。
② 時間も連続ではない
時間も
コマ送りのような構造
かもしれません。
t1 → t2 → t3 → t4
連続ではなく
最小時間単位で進む可能性があります。
③ 空間は泡のように揺れている
物理学者
John Wheeler
はこれを
量子フォーム
と呼びました。
関連概念
Quantum Foam
イメージ
空間
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泡のように揺れている
空間そのものが
常に生成と消滅を繰り返す
と考えられています。
もし宇宙が情報なら
一部の理論では
宇宙の最小単位 = 情報ビット
と考えます。
この考えを有名にしたのが
物理学者
John Archibald Wheeler
の言葉です。
“It from bit”
(宇宙はビットから生まれる)
つまり
宇宙 = 情報
空間 = データ構造
という可能性です。
さらに衝撃的な仮説
プランクスケールの研究から
次の可能性まで議論されています。
宇宙はピクセル構造
イメージ
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つまり
宇宙は巨大なデジタル構造
かもしれません。
⭐ 実は宇宙論にはもう一つ、かなり不思議な事実があります。
宇宙の情報量には「上限」がある
という理論です。
これは ブラックホール研究から出てきた宇宙の最大情報量の法則で、
知ると宇宙の見え方がかなり変わります。
