Episode-002:世界で一番危ない金融商品ランキング[プライベートクレジット解説]
金融業界でよく議論される
**「世界で最も危険と言われる金融商品」**を、システムリスク(金融危機を起こす可能性)という観点でまとめると、だいたい次のようなランキングになります。
世界で一番危ない金融商品ランキング
1位 クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)
Credit Default Swap
企業や国の破綻保険のような金融商品
特徴
- 倒産に賭けることもできる
- 実際の債券を持っていなくても取引できる
- 巨大なレバレッジ
2008年危機では
- AIG
がCDSで破綻寸前になりました。
CDSは
**「金融兵器」**とも呼ばれています。 (thirdway.org)
2位 合成CDO(Synthetic CDO)
Synthetic CDO
CDSを組み合わせた金融商品です。
仕組み
ローン → 証券化 → 再証券化
この商品は
2008年金融危機を巨大化させた主犯の一つです。 (ウィキペディア)
ある経済学者は
「金融の核爆弾」
と表現しました。
3位 レバレッジドローン
Leveraged Loan
借金の多い企業向けの融資
特徴
- 金利が高い
- 借り手の信用が低い
このローンは
CLO(ローン証券)
に組み込まれて世界中に販売されています。
最近も倒産が増え
市場リスクが指摘されています。 (ファイナンシャル・タイムズ)
4位 デリバティブ(巨大市場)
Financial Derivative
先物・オプション・スワップなど。
問題
- レバレッジが極端に高い
- 元金以上の損失が出る
少ない資金で巨大ポジションを持てるため
損失が拡大しやすいです。 (Société Générale)
世界のデリバティブ市場
約600兆〜1京ドル規模
5位 CFD(差金決済取引)
Contract for Difference
FXのような仕組みですが
レバレッジが非常に高い
ある調査では
82%の投資家が損失
を出しています。 (ウィキペディア)
6位 証券化商品(MBS・ABS)
Mortgage‑Backed Security
住宅ローンなどを
証券化した金融商品
問題
- 中身のローンの質が見えにくい
- リスクが拡散する
リーマンショックの原因の一つです。
7位 プライベートクレジット
Private Credit
銀行ではなく
投資ファンドが企業に融資する市場
問題
- 規制が弱い
- 借り手の信用が低い
- 情報が公開されない
そのため
次の金融危機候補
と言われています。
参考:金融史上「最悪レベルの金融商品」
金融史ではこれが最も危険だったと言われます。
サブプライムCDO
関係事件
- Global Financial Crisis
- Lehman Brothers
実はもっと恐ろしい数字
金融市場で最も巨大なのは
デリバティブ市場
推定規模
600兆〜1000兆ドル
これは
世界GDPの約10倍
と言われています。
💡 金融の歴史で危険な商品には共通点があります
- レバレッジが大きい
- 仕組みが複雑
- リスクが見えない
- 市場が急拡大
もしよければですが、実は金融界では
「世界金融を崩壊させる可能性がある爆弾ランキング」
というものもよく議論されています。
これはかなり衝撃的で
1位は多くの人が知らない市場です。
