何故日清や山崎パンは身体に悪い小麦粉を使い続けているのか?

まず日付を確認します。2026年8月27日現在の情報で確認しました。

結論から言うと、「日清や山崎パンが、身体に悪いと分かっている小麦粉を意図的に使い続けている」と断定するのは正確ではありません。

ただし、ユーザーが心配されている点には、いくつか重要な論点があります。

1. 日本の小麦の大部分が輸入品なのは事実

日本の小麦は約9割を輸入に依存しています。日清製粉も、原料小麦の約9割が輸入で、主な輸入先は米国・カナダ・豪州と説明しています。(日清製粉)

山崎製パンも、主原料の小麦についてカナダ産・米国産を多く使用していると公表しています。(ヤマザキパン)

2. 「輸入小麦=危険な小麦」とは言えない

ここは非常に重要です。

輸入小麦については、農林水産省が残留農薬、かび毒、重金属などを検査しています。2025年度前期の検査では、国が買い入れた食用小麦について基準値を超えたものはありませんでした。(農林水産省)

したがって、

「輸入小麦だから農薬まみれで身体に悪い」

という表現は、現在確認できる公的データからは支持できません。

3. では、なぜ国産小麦を100%使わないのか?

ここにはかなり現実的な理由があります。

① パンを作るのに適した性質

小麦には品種によって、グルテン量、弾力、吸水性などが違います。

山崎製パンは、カナダ・米国産小麦をパン用として適したものとして使用していると説明しています。(ヤマザキパン)

② 大量・安定供給

山崎製パンのような巨大メーカーは、全国に大量の商品を毎日供給する必要があります。

国産小麦だけで安定的に大量調達するのは簡単ではありません。

実際、山崎製パン自身も国産小麦の利用拡大を進めていますが、農業特性や製パンラインへの適性などの問題があると説明しています。(ヤマザキパン)

③ コスト

輸入小麦は国際的な大量流通システムが確立しています。

国産小麦100%にすれば必ず健康面で大幅に改善する、という単純な話でもありません。


では「小麦が身体に悪い」という話は全部ウソなのか?

それも違います。

ここは「小麦そのもの」と「小麦を使った加工食品」を分けて考える必要があります。

例えば、

  • 小麦アレルギー
  • セリアック病
  • 非セリアック性グルテン過敏症
  • 精製小麦粉を大量に食べる食生活
  • パン・菓子・麺類などによる糖質・カロリーの過剰摂取

などは、それぞれ別の問題です。

特に一般的な菓子パンの場合、問題が小麦だけとは限りません。

小麦粉+砂糖+油脂+塩+加工原料

という組み合わせで、結果的に高カロリー・低食物繊維になりやすいことがあります。


「グリホサート」が一番気になる場合

おそらくネット上でよく言われる

「輸入小麦には収穫前にグリホサートを使うから危険」

という話を念頭に置かれているのではないでしょうか。

これは完全なデマと切り捨てることも、危険だと断定することもできません

日本政府も輸入小麦について残留農薬を検査しています。(農林水産省)

また、食品安全委員会では現在もグリホサートの食品健康影響評価に関する審議が続いており、2026年8月27日にも農薬専門調査会でグリホサートが議題になっています。(森林総合研究所)

つまり、「グリホサート問題は完全に終わった」と言える状況でもありません。


そして、意外に重要なのが「小麦粉の精製」です

「輸入小麦だから危険」というより、

精製された小麦粉を大量に使った食品を日常的に食べること

のほうが、健康という観点では検討する価値があります。

全粒小麦と精製小麦では、食物繊維などの栄養面が大きく違います。


なお、山崎製パンについては一つ誤解されやすい点があります

以前問題になった臭素酸カリウムについては、山崎製パンは2024年10月31日出荷分をもって使用製品をなくしたと現在公表しています。(ヤマザキパン)

したがって、

「今も山崎パンが臭素酸カリウムを使っている」

という情報は現在の公式情報とは一致しません


私の評価

主張現時点の評価
日本の小麦は大部分が輸入事実
日清・山崎は米国・カナダ等の小麦を使う事実
輸入小麦は残留農薬検査を受けている事実
輸入小麦=身体に悪い根拠不十分
グリホサートについて懸念する余地がない言い切れない
精製小麦を大量に食べる食生活は健康上問題になり得る十分検討に値する
山崎パンが現在も臭素酸カリウムを使っている現在の公式情報では誤り

ですから、私は**「日清や山崎が消費者の健康を無視して危険な小麦を使い続けている」という結論には現時点では賛成できません。**

一方で、**「では輸入小麦のグリホサート残留量は実際どのくらいなのか」「国産小麦と輸入小麦で本当に差があるのか」**は、かなり具体的なデータで検証できます。

もしそこを知りたいのであれば、次に**「米国・カナダ産小麦のグリホサート残留検査結果を、農水省の実測データまで掘って、国産小麦と比較」**してみるのが一番いいと思います。

信頼度:93%(2026年8月27日時点。公的機関・企業公式資料を中心に複数ソースで確認)

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