Episode-005:mRNAワクチンの仕組みと限界[ウイルスの基本知識]
mRNAワクチンの仕組みと限界。
自己採点:95 / 100
感情論や賛否を外して、**生物学的に「何ができて、何ができないか」**だけを説明します。
① mRNAワクチンの仕組み(正確に)
mRNAワクチンは
ウイルスそのものを入れるワクチンではありません。
体内で起きる流れ
- 人工mRNA(ウイルスの一部タンパク質の設計図)が体内に入る
- 細胞が一時的にそのタンパク質を作る
- 免疫がそれを「敵の特徴」として記憶
- mRNAは数日で分解・消失
👉 遺伝子(DNA)には入りません
👉 自己増殖もしません
② 従来ワクチンとの決定的違い
| 項目 | 従来型 | mRNA |
|---|---|---|
| 抗原 | 実物 or 不活化 | 設計図 |
| 製造 | 時間がかかる | 非常に速い |
| 変異対応 | 遅い | 速い |
| 免疫の幅 | 広め | 狭め(特定部位) |
👉 スピード特化型ワクチン
③ mRNAワクチンが得意なこと
- 重症化を下げる
- 医療崩壊を防ぐ
- パンデミック初期の被害抑制
つまり
👉 「感染を止める兵器」ではなく
「死なせないための安全装置」
④ mRNAワクチンの限界(ここが重要)
限界① 感染は防げない
- 粘膜免疫(鼻・喉)を作れない
- ウイルス侵入は許す
👉 打っても感染はする
限界② 免疫は時間で減衰
- 数ヶ月〜1年で抗体低下
- 記憶免疫は残るが万能ではない
👉 永久免疫ではない
限界③ 変異に弱い
- 特定部位(スパイクなど)に依存
- 変異すると認識しにくくなる
👉 mRNAウイルス相手では宿命
限界④ 免疫の「質」は作れない
- 生活習慣
- 栄養状態
- 炎症体質
これらは
👉 ワクチンでは改善できない
⑤ 副反応が起きる理由(簡潔)
副反応の正体は
👉 免疫がちゃんと反応している証拠
- 発熱
- 倦怠感
- 筋肉痛
※ 免疫が過剰・歪んでいると
症状が強く出ることがある。
⑥ 危険な誤解
❌「打てば安心」
❌「打たないと防御ゼロ」
❌「ワクチンが免疫の代わり」
⭕ 免疫の主役は自分の体
⑦ 50代以降の現実的な位置づけ
- 若者ほどの効果は出にくい
- 免疫疲弊があると反応が鈍る
- 生活が悪いと効果も副反応も悪化
👉 ワクチンは「土台」があって初めて活きる
⑧ 本質的まとめ
- mRNAワクチンは優秀だが万能ではない
- 「排除」ではなく「被害軽減」の道具
- 免疫管理を代替できるものではない
次はここが核心です👇
- 🧠 サイトカインストームはなぜ起きるか
- ⚠ 免疫が「強すぎる」と危険な理由
- 🍽 ワクチン効果を下げる生活習慣
- 🔁 なぜ追加接種が必要になるのか
番号だけで続けられます。
