Episode-002:DONETでも止められないリスクは?[DONETシステム解説]
今日は 2026年2月21日 です。
■ 結論
DONETは“検知装置”であって、“防止装置”ではありません。
そのため、いくつかの重大リスクはどうしても残ります。
DONETは 海洋研究開発機構 が運用し、
南海トラフ 直上に設置された海底観測網です。
しかし、以下は止められません。
① 超巨大地震そのもの
物理的にプレート運動を止めることは不可能。
DONETは「数秒早く知る」ことはできても、
破壊開始そのものは防げない。
② 直上震源の“猶予ゼロ揺れ”
震源が沿岸に近い場合:
- 強震動がほぼ同時に到達
- 警報より揺れが先に来る地域もある
数秒の差が出ないケースもあり得ます。
③ 即時津波(最短5分未満)
南海トラフ巨大地震では
最短で数分以内に津波が到達する可能性。
DONETは沖合で津波を観測できますが、
避難行動が遅れれば意味をなさない。
④ 連動型・想定超えシナリオ
複数領域が同時破壊した場合:
- M9級拡大
- 広域停電
- 通信断絶
- 港湾壊滅
観測はできても、
インフラ崩壊は止められない。
⑤ 観測網自体の損傷
巨大地震では:
- 海底ケーブル断線
- 電源喪失
- 通信障害
つまり、観測網も被災する可能性がある。
⑥ 人間側のボトルネック
最大のリスクはここです。
- 警報を信じない
- 避難しない
- 正常性バイアス
- 高齢者避難遅れ
50代以降は体力・判断速度が若年層より落ちるため、
「即時行動の習慣化」がより重要になります。
■ 本質的な限界
DONETができるのは:
✔ 早期検知
✔ 津波高さの精度向上
✔ 状況把握
できないのは:
✖ 地震の停止
✖ 被害の自動回避
✖ 社会混乱の抑止
■ では、何が最強の防御か?
- 耐震補強
- 家具固定
- 津波避難ルートの身体記憶
- 家族間の即時合流ルール
技術より「初動10秒」が生死を分けます。
さらに深掘りするなら:
・最悪の経済崩壊シナリオ
・首都機能への波及
・政府は本当に想定を公表しているのか
どこまで踏み込みますか?
