Episode-002:稲作は取り戻せるのか?[見沼の里活動]
結論から言うと:
日本で稲作を「ある程度取り戻す」ことは可能ですが、完全に昔の規模へ戻すのはかなり難しいと言われています。
ただし条件が揃えば、部分的な復活や拡大は現実的です。
① 日本の稲作が減った理由
日本の米作付面積はピークからかなり減っています。
主な原因は3つ。
1. 減反政策
減反政策
1970年から始まった政策で
- 米を作りすぎないように制限
- 田んぼを減らす
結果
- 水田の多くが転作
- 休耕田増加
2. 農家の高齢化
平均年齢
- 約68歳(日本の農家)
後継者不足で
田んぼが放置されるケースが増加
3. 食生活の変化
戦後
- パン
- パスタ
- 肉食増加
米消費量は
1960年代
約118kg/人
現在
約50kg/人
② 実は田んぼ自体は残っている
日本にはまだ
- 約240万haの農地
- そのうち水田は約130万ha
休耕田も多い。
つまり
土地はある
③ 稲作復活の現実的な方法
専門家がよく言うのはこの4つ。
① 大規模化
小さい田んぼをまとめて
- 大型機械化
- コスト削減
② スマート農業
AI・GPS農業
- 自動トラクター
- ドローン施肥
- リモート水管理
③ 輸出
日本米は
- シンガポール
- 香港
- UAE
で人気。
高級ブランド化。
④ 食料安全保障
近年重要視されている。
背景
- 戦争
- 輸入依存
- 気候変動
④ 見沼田んぼのような場所の役割
例えば
見沼田んぼ
のような都市近郊農地は
実は今
かなり重要になっています。
理由
- 都市の食料供給
- 防災
- 水管理
- 環境保全
⑤ 日本の本当の潜在力
実は日本は
条件が良い。
理由
- 水資源豊富
- 水田技術が世界トップ
- 品種改良能力
例えば
農研機構
は
世界でも最先端の米研究機関です。
⑥ 世界的には米不足が始まっている
最近は
- 気候変動
- 干ばつ
- 人口増加
で
米輸出国も制限しています。
例
インド
(世界最大輸出国)
輸出制限を出したことがあります。
まとめ
稲作は
- 完全復活 → 難しい
- 一部復活 → 可能
鍵は
①農地集約
②スマート農業
③輸出
④食料安全保障
です。
もし興味があればですが、
実は日本にはかなり衝撃的な事実があります。
「日本は本当は世界トップクラスの農業ポテンシャルを持つ国」
(統計上、日本は潜在的に7000万人以上を養えると言われることもあります)
この話、かなり面白いので解説できます。
