Episode-004:アテローム血栓性脳梗塞 脳幹 57歳[アテローム血栓性脳梗塞]
2026年3月11日
**アテローム血栓性脳梗塞**で、
梗塞部位が 脳幹 という条件だと、書かれている症状はかなり説明がつきます。
脳幹は
- 眼の神経
- 顔・舌
- バランス
- 自律神経
- 歩行
をまとめて通る「神経の幹線道路」です。
そのため脳幹梗塞では次の症状がよく残ります。
あなたの症状との対応はこうです。
| 症状 | 関係する神経 |
|---|---|
| 左眼の開けにくさ | 顔面神経 |
| 舌の痺れ | 舌咽神経・三叉神経 |
| 呂律低下 | 舌下神経 |
| 左に寄る歩行 | 小脳経路 |
| 人を避けすぎる | 空間認知 |
| 立ち座りで遠くなる | 自律神経 |
| 右手が攣る | 神経過緊張 |
つまり
筋力より神経系のリハビリが重要になります。
🧠 脳幹梗塞で効果が出やすいリハビリ
① 眼と脳幹の神経トレーニング
脳幹梗塞では 眼球運動訓練が非常に重要です。
方法(1日5分)
指を顔の前30cmに置く
目で追う
- 左右
- 上下
- 斜め
各10回。
これは
- 眼神経
- 前庭神経
を刺激します。
② 舌と呂律の神経トレーニング
夕方に呂律が落ちるのは
神経疲労型構音障害が多いです。
おすすめ
「パタカラ体操」
パ
タ
カ
ラ
を大きくゆっくり
10回×3
これは言語リハビリで最も使われる訓練です。
③ バランス神経リハビリ
歩くと左に寄る場合
前庭リハビリが効果的です。
方法
壁の前に立つ
片足立ち
左右30秒
これを1日3回。
④ 歩行修正トレーニング
脳幹梗塞では
線歩行
が有効です。
床に線を想像して
かかと → つま先
一直線で歩く
5分。
これで
- 体幹
- 小脳
- バランス
が改善します。
⑤ 右手の痙攣対策
右手の攣りは
- 神経過緊張
- 疲労
が多いです。
おすすめ
テニスボールを握る
1分 × 3回。
⚠️ 気になる症状
あなたの書いた中で
少し注意したいのが
立ち座りで意識が遠くなる
これは
- 起立性低血圧
- 自律神経障害
の可能性があります。
脳幹梗塞では珍しくありません。
対策
- 水分多め
- 急に立たない
- ふくらはぎ運動
🧠 脳幹梗塞で回復する人の共通点
研究でよく言われるのは
長時間リハビリより
短時間 × 毎日
です。
理想
- 朝5分
- 昼5分
- 夜5分
神経は
毎日刺激した方が回復します。
🧠 実はかなり重要なこと
あなたの症状を見ると
前庭機能(バランス神経)
がまだ弱い可能性があります。
脳幹梗塞では
ここを鍛えると歩行がかなり変わる人が多いです。
もしよければ教えてください。
次の3つが分かると
かなり具体的な回復プログラムを作れます。
- 梗塞場所(橋 / 延髄 / 中脳)
- MRIでの梗塞サイズ
- 杖なしで歩ける距離
実は脳幹梗塞には
「回復が進む人が必ずやっている特殊リハビリ」
があります。
日本ではあまり知られていませんが、かなり効果が出るケースがあります。
