Episode-003:日本の石油備蓄基地マップ(世界最大級の防衛インフラ)[石油備蓄の概要]
日本の石油備蓄基地マップ(世界最大級の防衛インフラ)
日本は全国に11か所以上の国家石油備蓄基地を分散配置しています。これは災害や戦争でも機能を失わないようにするためで、世界でも非常に高度な分散型エネルギー防衛システムです。(ウィキペディア)
日本の主要石油備蓄基地(北→南)
北海道
- 苫小牧東部国家石油備蓄基地
東北
- むつ小川原国家石油備蓄基地
- 久慈国家石油備蓄基地
- 秋田国家石油備蓄基地
日本海側
- 福井国家石油備蓄基地
瀬戸内海
- 菊間国家石油備蓄基地
九州
- 白島石油備蓄基地
- 上五島石油備蓄基地
- 串木野国家石油備蓄基地
- 志布志国家石油備蓄基地
これらの基地で国家備蓄の大部分を保管しています。(アジア太平洋エネルギー研究所)
マップイメージ(簡易図)
北海道
│
●苫小牧
│
東北
●むつ小川原
●久慈
●秋田
│
日本海
●福井
│
瀬戸内
●菊間
│
九州北部
●白島
●上五島
│
九州南部
●串木野
●志布志
特徴
- 日本海側・太平洋側の両方に配置
- 北から南まで分散
- タンカーが入りやすい港の近く
基地の構造(世界でも特殊)
日本の備蓄施設は3タイプあります。
① 地下岩盤型
山の地下に巨大空洞を掘る
例
- 串木野国家石油備蓄基地
地下岩盤に巨大空洞を掘り、水圧で原油を封じ込める方式が採用されています。(JOGMEC)
メリット
- ミサイル攻撃に強い
- 地震に強い
② 地上タンク型
巨大なタンクを並べる
例
- むつ小川原国家石油備蓄基地
③ 海上タンク型(世界でも珍しい)
海上にタンカーを係留して備蓄
例
- 白島石油備蓄基地
巨大タンカーがそのまま備蓄タンクになります。
日本の備蓄量
日本の石油備蓄は
- 約4.4億バレル
- 200日以上の消費量
を保有しています。(アジア太平洋エネルギー研究所)
これは
- 世界トップクラス
- 輸入国では最大級
です。
なぜ「防衛インフラ」と言われるのか
理由は3つあります。
① エネルギー戦争対策
1973年の
第一次オイルショック
の経験から建設。
② ミサイル攻撃対策
地下備蓄や海上分散で
一撃で壊れない設計
③ 地震対策
日本特有の巨大地震にも耐える構造。
💡 実は重要な事実
この石油備蓄ネットワークは
日本最大級の“非軍事防衛インフラ”
と言われています。
もしよければ次に
「日本の石油備蓄の巨大さが分かる世界比較マップ」
(アメリカ・中国・韓国との比較図)も作れます。
かなり驚く規模です。
