Episode-000:転用を断念したEVバス100台超 大阪メトロが「墓場」からの移動開始[EVバス撤去開始]
2026年5月26日時点の情報です。
大阪メトロが「EVバスの墓場」と呼ばれていた大量のEVバスについて、保管場所からの移動を開始した件は事実です。
問題となっているのは、2025年の大阪・関西万博向けに導入された株式会社EVモーターズ・ジャパン製のEVバス群です。大阪メトロは合計190台(大型115台、小型35台、超小型40台)を導入しましたが、事故やリコール問題、安全性への懸念から、2026年3月31日に「今後使用しない」と正式発表しました。 (Osaka Metro)
その後、大阪市城東区の敷地に100台超が長期間並べて保管され、SNSや報道で「EVバスの墓場」と呼ばれる状態になっていました。 (ITmedia)
毎日新聞などによると、大阪メトロは2026年5月18日から撤去・移動作業を開始し、6月中の完了を目指しています。処分方法や移動先の詳細は調整中とされています。 (毎日新聞)
背景には以下の問題があります。
- 万博期間中に「停車後に動き出す」など複数事故発生
- ブレーキホース不具合によるリコール
- 自動運転実証実験への転用計画が頓挫
- 安全性と長期安定運用が困難と大阪メトロが判断
- 導入補助金返還問題
- 販売元EVMJの民事再生法申請(事実上の経営破綻状態)
これにより、大阪メトロは2026年3月期決算で約67億円の特別損失を計上しました。 (ITmedia)
特に問題視されているのは、「万博レガシー」として路線バスや自動運転実験へ転用する計画だった点です。しかし最終的には全車運用断念となり、国交省などが補助金返還を求める事態になっています。 (テレ朝NEWS)
なお、一部報道やSNSでは「中国製EVバス」と強調されていますが、正式には日本企業のEVMJが販売主体です。ただし製造面では中国企業との関係が指摘されています。これは複数報道で触れられていますが、製造責任範囲の詳細は現時点で完全には公開されていません。 (X (formerly Twitter))
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