Episode-003:税制の企画・立案について[財務省の役割]
税制の企画・立案
財務省のどこが担当するか
主税局が税制の企画・立案を専門に担当しています。
主な仕事の流れ
① 税制改正の検討 毎年、経済状況や社会のニーズに合わせて税制を見直します。企業や国民からの意見、与党の税制調査会との議論を経て改正案をまとめます。
② 与党・国会との調整 自民党・公明党の「税制調査会」と協議し、毎年12月に税制改正大綱が決定されます。その後、法案化して国会で審議されます。
③ 税収の見積もり 税制を変えたときに税収がどう変わるかを試算し、財政への影響を分析します。
主な税の種類と所管
| 税の種類 | 内容 |
|---|---|
| 所得税 | 個人の収入にかかる税 |
| 法人税 | 企業の利益にかかる税 |
| 消費税 | モノやサービスの購入にかかる税 |
| 相続税・贈与税 | 財産の受け渡しにかかる税 |
| 酒税・たばこ税 | 特定品目にかかる税 |
徴収は国税庁が担当
税制の設計は主税局ですが、実際に税金を集める(徴収する)のは財務省の外局である国税庁の役割です。両者が連携して機能しています。
近年の主なテーマ
- 消費税率の引き上げ(2019年に10%へ)
- インボイス制度の導入
- NISA・iDeCoの拡充による資産形成支援
- グローバル最低法人税率(国際的な法人税逃れへの対応)
他に気になる点はありますか?
