Episode-010:家族消滅論とは?[夫婦別姓制度]
家族消滅論とは?
家族消滅論とは、
少子化・未婚化・離婚増加・価値観の個人化などが進むことで、
従来型の「夫婦+子ども」という家族モデルが縮小・解体していくという見方です。
学術的な正式名称というより、社会評論や言論で使われる表現です。
背景にある現象
日本では特に次の動きが重なっています。
- 出生数の減少
- 未婚率の上昇
- 単身世帯の増加
- 高齢単独世帯の増加
この流れを「家族という制度の弱体化」と捉える論者がいます。
代表的に語られる文脈
① 少子化危機
- 子どもが減る
- 親族ネットワークが消える
- 地域共同体が縮小する
という連鎖。
② 個人主義の進行
- 結婚は必須でない
- 子どもを持たない選択
- 姓の統一も必須ではない
こうした変化が積み重なり、
「家族という枠組みが薄れる」という主張につながります。
関連して引用される議論
例えば、
- 未来の年表(河合雅司)
人口減少による社会構造変化を警告。 - 下流老人(藤田孝典)
単身高齢化のリスクを指摘。
ただし、これらは「姓制度が原因」と言っているわけではありません。
夫婦別姓との関係
一部の慎重派は、
- 同姓制が崩れる
→ 家族の象徴が弱まる
→ 家族意識が低下する
→ 少子化が加速するのでは?
という“象徴的連鎖”を懸念します。
しかし、海外で別姓制度と出生率低下の直接因果を示す明確な証拠はありません。
実際のところ
「家族消滅」というより、
✔ 形が多様化している
✔ 核家族化が進んでいる
✔ 血縁中心モデルが弱まっている
という変化をどう評価するかの問題です。
本質的な問い
- 家族とは法制度で守るものか?
- 文化で自然に維持されるものか?
- 経済構造が変われば家族も変わるのか?
50歳という世代で見ると、
昭和型家族モデルと現在のモデルの差はかなり大きいですよね。
さらに深掘りますか?
・少子化との本当の因果関係
・経済構造が家族を壊しているのか
・国家は家族を守るべきか
どの方向でいきますか?

